きゅうりの育て方・支柱の立て方

キュウリの支柱の立て方

 

 

きゅうりはツルが伸びながら成長していく野菜なので、支柱の立て方は栽培をするための不可欠の作業となります。

 

支柱はツルが伸び始める前に立てるもので、このタイミングが遅くなると、支柱を差す時に根を傷めてしまう可能性があります。支柱は合掌作りにするのが一般的ですが、収穫しやすくするために斜めの角度をやや強くした方がいいでしょう。

 

支柱は、根を痛めないように根元から離して立てますが、土の上は軟らかいので、程度に気をつけてください。

 

支柱を立てたらきゅうりの茎を「8の字結び」でソフトに結びつけて、根元には乾燥しやすいので乾燥防止のワラなどを薄く敷いておきます。

 

支柱の両サイドや途中に支え棒を入れると安心で、横棒を入れなくてもいいのですが、紐だけより丈夫なので、できればやっておいてください。

 

古くなった豆葉は全て取り除くのですが、生長後は5節目から下の脇芽や花芽をきちんと摘心するようにしてください。それ以降の子ヅルや孫ヅルに結実させて、それぞれ葉2枚を残して摘心すれば、脇芽がどんどん発生して収穫量も増えていきます。

 

生育期間中に敷いたワラ下が乾くような場合には、潅水して根を乾燥させないようにしてください。敷きワラは厚くしておいた方が無難かもしれません。

 

支柱と支柱の間にネットを張るのも効果的で、ツルが伸びてきたら、茎を紐でネットに結んでおけば、勝手にツルを伸ばして大きくなっていきます。これで手間がかからずに収穫量も期待できます。