きゅうりの育て方・支柱の立て方

たくさん収穫するには

 

 

きゅうりを育てることになったら誰でもできるだけたくさん収穫したいものです。そのための基礎知識もぜひ知っておいてください。

 

きゅうりの花は雌雄異花なので、一般的には昆虫などが受粉してくれるわけですが、受粉しなくても単為結果性が強いので結果として結実しますので、こと受粉の心配はあまり必要する必要はありません。ただし花雌雄異花とはいっても、雌花のつきかたは品種や条件で変わります。

 

一般的には、夜間が13~15℃の低温で、日長が7~8時間の条件で雌花が多くなる傾向になっているようです。夕方早目に暗くなるようにすれば雌花が多くなる可能性があるはずです。

 

開花後は約2週間程度で収穫できるようになるのですが、放っておくと大きくなり過ぎて美味しくなくなります。また、あまり大きくすると株が弱ってしまうので、適度なところで収穫するようにしてください。

 

きゅうりの形は、日光や水分不足、肥料切れがあったりすると実が曲がったり、尻太り、尻細り、中に空洞ができたりもするので、水切れ、肥料切れには特に注意してください。

 

プランターでの栽培では特に水切れしやすいので注意が必要で、即効性のある液肥を施して水もたっぷりあげてください。水切れ、肥料切れでも落花や落果をしますが、株の樹勢が強過ぎても同様です。